Amazonチャージでお得にポイントGET!

非常用持ち出し袋の3選。おすすめカスタマイズも紹介。【防災バッグ】

防災グッズオススメ生活の知恵

※このサイトはアフィリエイト広告を利用しています。

Manya新規困り
 

災害への備えは普段から忘れずにしておきたい。非常用持ち出し袋の準備が必要なことは分かるけど、どんなものが良いのかな?

そんな悩みに答えます。

本記事を読むことで、

  • 防災バッグ選びの基礎知識
  • 売れ筋の防災バッグ3種の特徴とおすすめカスタマイズの紹介

が分かります。

Manya笑顔2

セットを買うことで一から揃えるよりも大幅に手間と時間を短縮できます。しかし、どれを選んでも中身の検品とカスタマイズは必要です。

防災バッグの基礎知識

災害発生時の避難は大きく分けて2種類、「1次避難」と「2次避難」があります。

1次避難と1次持ち出し品

1次避難とは緊急事態が発生した際、可及的速やかに避難場所などの安全な場所に避難することです。安全な場所にたどり着き、1日を生き延びるために必要なものを揃えたものが1次持ち出し品になります。

  • 緊急事態にすぐに持ち出せる状態にあること
  • 移動の妨げにならないように重量を抑えること

重量に関しては年齢や性別、普段の運動量などによって差があるので一概に言えませんが、数kg、重くても5kg程度でしょう。

普段使いのリュックや鞄、ランドセルなどがどのくらいの重さを測ってみましょう。どのくらいの重さまで避難時に持ち運ぶことができるかが数字で把握できますよ。
防災バッグに詰め込みすぎて重くなってしまったら、2次持ち出し品と分けて2袋用意しておくのもオススメです。
 

2次避難と2次持ち出し品

1次避難でまずは身の安全が確保できました。その後に考えることが2次避難です。全確保をした上で一度自宅に戻り、避難所に持ち出したり、自宅で避難生活を送る際に必要なものが2次持ち出し品になります。

  • 数日~数週間の避難生活を少ないストレスで過ごせるようにすること
  • 栄養や健康維持ができること

普段と環境ががらりと違う避難生活。長くなればそれだけストレスも溜まります。普段食べている食事も手に入らないかもしれませんし、空調が整っているとも限りません。

快適に、普段の生活に近い環境になれるようにするための装備を二次持ち出し品として揃えておくと良いでしょう。

防災バッグはカスタム必須!

豪華〇〇点セットで売っている防災バッグを買えば、防災グッズは全部揃う!?

防災バッグを買ってきたら備えは万全でしょうか?いいえ、そんなことはありません!

体力的に重たい荷物を背負えない。持病があるので薬が必須。避難生活で病気にかかった時は?

防災バッグ、特に「1次持ち出し品」の防災バッグは自分と家族用にカスタマイズする必要があります

ほとんどの人に当てはまる!マストなカスタマイズグッズはこれだ。

以下に紹介するオススメセットにも当たり前ですが入っていません。ですが、追加しておくべき重要なカスタマイズグッズがこちら。

防災バッグカスタムの第一歩【1次持ち出し品追加グッズ】

  • 現金(特に1000円札、小銭)
  • 持病の薬、眼鏡ケースなど
  • 生理用品(女性の場合)
  • 免許証、保険証の写し(ラミネート加工すると尚良い)
  • 連絡先、家族の写真(ラミネート加工すると尚良い)

少額でも構いませんので現金を入れておきましょう。ライフラインが経たれるとクレジットカードやQRコード決済が使えない可能性もあるため、使い勝手の良い小銭を用意しておきましょう。

持病のある方は、薬のストックを忘れずに。眼鏡を掛けている方は眼鏡ケースも入れておきましょう。近視の方だと眼鏡、コンタクトによる視界確保は避難の成功率に大きく影響しますので、眼鏡が壊れないようにケースを入れておきましょう。

女性の方は生理用品も必須ですね。

免許証や保険証は普段の携行品として持っているかもしれませんが、非常時に紛失する可能性も。緊急時の証明に使えるようコピーを防災バッグに入れておくと安心です。水害や大雨での避難など水没の可能性もありますので、ラミネート加工をしておくと尚安心です。

災害時に家族と離れ離れになる可能性もあるため、家族との連絡手段や写真なども忘れずに入れておきましょう。

防災バッグのメーカー3選

防災バッグと一言で言っても検索するといろんなメーカー、商品が出てきて目移りしてしまいますよね。

今回、防災バッグを購入するにあたって、安心の日本企業から3社ピックアップしてみました。

ラピタ

防災用品・防災セットの企画・開発・製造および販売を専門に手掛ける三重県のメーカー「LA・PITA」。

防災安全協会より「防災用品等推奨品認定」された防災バッグを発売しています。

デザイン性の高い防災バッグでドラマで使われたり雑誌で紹介されたり、目に触れる機会が多いのではないでしょうか。

アイリスオーヤマ

生活用品の企画、製造、販売会社「アイリスオーヤマ」。独自の機能や顧客目線で機能を絞った家電などが使いやすいですよね。

もともと生活用品を多数扱っており、コストと質のバランスが良いですね。

山善

家電量販店やホームセンターでおなじみの「山善」。低価格で痒い所に手が届くラインナップを展開されています。

デジタル家電「Qriom(キュリオム)」、アウトドアグッズ「キャンパーズコレクション」なども同社ブランドです。

防災バッグのオススメ3選

3メーカーの防災バッグからそれぞれオススメを選びました。

防災セット ラピタ プレミアム 1人用

出典:防災グッズ アットレスキュー 楽天市場店

防災用品メーカーだからこそ出来る品質重視の防災バッグ。食品も含めた27点セットが含まれています。オシャレな防災バッグで玄関先にいつも置いて置けるデザインが特徴。

2次避難も視野に入れた充実した内容のセットで、家庭にある消耗品や【1次持ち出し品追加グッズ】などを追加するだけで手軽に。

防災セット ラピタ プレミアム 1人用 ここが良い

  • フルセットと言える充実な内容。
  • おしゃれなデザインで玄関先に置いておける。
  • 装備品の品質が高く、いざという時に安心。
防災セット ラピタ プレミアム 1人用 ここはイマイチ

  • 一人用で約2万円と防災バッグとして高価。
  • 消耗品が不足気味で追加が必要。
  • 充実したセットの反面、約5.4kgと重め。
防災セット ラピタ プレミアム 1人用 オススメカスタマイズ

  1. マスク、ティッシュ、ウェットティッシュを追加
  2. 筆記用具を追加
  3. 重量が重いと感じるなら生活用品系を2次持ち出し品にすることを検討する

アイリスオーヤマ 防災リュックセット 1人用 20点 BRS-20

出典:住まいと暮らしの110番

こちらは食品無しの防災セット。こちらもオシャレな角形バッグにアイリスオーヤマの自社製品をうまく組み合わせた20点セットです。

食料品を追加すれば2次避難にも対応可能なセットです。

アイリスオーヤマ 防災リュックセット 1人用 20点 BRS-20 ここが良い

  • 約1万円と手の出しやすい価格帯でありながら、自社ブランドを使った品質の良いセット。
  • 不織布バッグやくるくる梱包ラップなど被災者目線の装備品が同梱
  • マスクやウェットティッシュ等衛生用品系も充実
アイリスオーヤマ 防災リュックセット 1人用 20点 BRS-20 ここはイマイチ

  • 食料品の追加が必要でその分重量増加。
  • 消耗品が不足気味で追加が必要。
  • セット点数が少な目で避難用具の不足(ランタンやホイッスル無し)が気になる。
アイリスオーヤマ 防災リュックセット 1人用 20点 BRS-20 オススメカスタマイズ

  1. ホイッスル食料品を追加
  2. 救急セット、筆記用具を追加
  3. 乾電池の数量を減らし、モバイルバッテリーを導入
45点セットの防災セットBRS-45、55点の二人用防災セットBRS-55もありますが、これらは40Lのバッグサイズと大きく、重量も重くなります(BRS-45 約8.4kg、BRS-55 約11.1kg)。
食品類が増えるので重くなることも分かりますが、Manya的には20点セットのBRS-20をオススメします。

山善 防災バッグ30 一人用 YBG-30

出典:くらしのeショップ

山善の防災バッグは食品無しで30点と点数が多いところがポイント。ポリ袋やお薬ケース、布テープやドライバーなど、他社のセットでは入っていないものの「なるほど!」と思うアイテムが多いです。

こちらは一次避難に絞り、飲料水やラジオなどの別途家庭で準備してありそうなものは除く消耗品を中心とした内容でコストを抑えた商品。一家に1袋ではなく1人1袋を実現することをコンセプトにしています。

山善 防災バッグ30 一人用 YBG-30 ここが良い

  • 一次避難に焦点を絞ったことで重量が軽く、持ち運びの苦にならない
  • 5千円を切る価格帯で人数分揃えやすい。大家族の味方。
  • 準備が漏れがちな消耗品が充実している
山善 防災バッグ30 一人用 YBG-30 ここはイマイチ

  • 1次避難でも食料品の追加が必要でその分重量増加。
  • セット品の品質は最低限。品質の事前確認をして必要なら交換をする
  • 二次避難向けには追加の防災セットを準備する必要がある
山善 防災バッグ30 一人用 YBG-30 オススメカスタマイズ

  1. 救急セット食料品を追加
  2. モバイルバッテリーを追加
  3. 内容物をチャック付きポリ袋に入れる(リュックが非防水のため)

また、こちらの防災バッグは車中泊用の防災セット(25点入り)とのセット販売も行っており、車用の防災セットもまとめて購入するのであればとてもお得な組み合わせになっています。

防災バッグ30点単品はこちら

防災バッグ30点と車中泊25点のセット販売はこちら

3点の違いを比較

防災バッグのサイズと重量

品名ラピタ プレミアム防災リュックセット防災セット YBG-30
メーカーラピタアイリスオーヤマ山善
サイズH46×W33×D16H48×W35×D21

H43×W32×D16

容量24L26L※22L
セット重量約5.4kg約3.9kg※1.9kg
価格(税込)19,800円10,978円4,378円

※山善の防災バッグ容量は公称値無し。サイズから算出
※山善の防災バッグセット重量も公称値無し。manya@home購入品での実測値。
※価格は各社オンラインショップ調査(2020/08/23)

単純な数値で見るとラピタプレミアムが最も重いですが、食料品が入っているため。

500mlペットボトル×3(1.5kg)や保存食3回分(0.3kg)で約1.8kgは食料品の重量ですので、食料品を除けばむしろラピタプレミアムはアイリスオーヤマ 防災リュックセットよりも軽いくらいです。

山善の防災バッグセットは一味軽いですね。これは一次避難に絞り生活用品系を絞り込んでいるところが効いていますね。

避難用具の比較

品名ラピタ プレミアム防災リュックセット防災セット YBG-30
メーカーラピタアイリスオーヤマ山善
ランタン防滴ダイアルランタン無し2WAY懐中電灯(懐中電灯&ランタン、単三×3本)
懐中電灯多機能ダイナモラジオライトラジオ付きハンディライト
ラジオ無し
充電器防災用乾電池式携帯充電器 ブラック BC-K8無し
ホイッスル蓄光ホイッスルなし緊急用ホイッスル
乾電池単三電池4本(テスト用)

単三電池12本、単四電池8本(10年保存可能)、

単三電池8本(充電器セット品、5年保存)

無し

防災用品メーカーのセットだけあって、ラピタプレミアムは避難用具が充実しています。ランタンと懐中電灯それぞれあるところは流石ですね。

キャンプなどをされる方は分かると思いますが、移動時に懐中電灯としてランタンを持っていかれると、残った人が困ってしまうもの。それぞれ個別にあると、そういった不便さが解消できます。

アイリスオーヤマのセットはランタンとホイッスルが無いため、別途用意された方が良いでしょう。ホイッスルは優先して準備しましょう。

山善のセットでは一体型の2WAY懐中電灯。一体型の不便さはあるものの、1人1つの防災セットを準備しているのであれば、単独のランタン購入の優先度は低いと考えられます。

ラジオに関しては山善のセットのみ無しですが、こちらも家庭で別途持っているラジオがあればそちらを流用したり、スマホのradikoで代用も可能のため必要に応じて追加して下さい。

充電まわりに関しては、各社考えが違いますね。

  • ラピタプレミアムは伝統的なダイナモタイプ。手回しで発電できるので安心感がありますが、スマホの電池容量がどんどん増えてる昨今の状況から手回しだと大変そうです。
  • アイリスオーヤマは乾電池を使って充電が出来るので汎用性が高いです。
  • 山善は潔く無し。付属電池も無しですが、別途で準備が必要です。
manya@homeでは、エネループのような自己放電が少ない充電池でローリングストックする方法をオススメします。普段使いの予備充電池を防災セットに入れておけば無駄も無くなり、充電も維持できますからね。

スマホ1回~数回充電が出来るモバイルバッテリーなども普段から持ち歩くようにしておけば、避難時の充電周りは安心ですね。

なお、付属の乾電池に関しては、アイリスオーヤマは非常に充実。10年保存の乾電池に加え、充電器セットに付属する単三8本も5年保存の乾電池。これだけでも結構お得感があります。

生活用品・衛生用品の比較

品名ラピタ プレミアム防災リュックセット防災セット YBG-30
メーカーラピタアイリスオーヤマ山善
手袋軍手軍手ラバー手袋
携帯用トイレ3回分3回分3回分
保温アルミシートレスキューシート(2WAY 金色/銀色)保温用アルミシート保温用アルミシート
寝袋簡易寝袋
マットエアベッド
(枕一体型)
エアベッドアルミシート
無しエア枕
アイマスクあり無し無し
耳栓あり無し無し
ウォータータンク6L10L5L
レインコートありありあり
目隠しポンチョあり無し無し
タオル無しあり無し
スリッパなしありEVAサンダル
救急セットあり無し無し・お薬ケースのみ有り
マスク無し7枚3枚
ティッシュペーパー無しありあり
ウェットティッシュからだふきシートあり無し
歯磨き歯磨きティッシュ×1無し3個(歯磨き粉無し)
水無しシャンプー有り無し無し
筆記用具無し無しA6ノート・ボールペン

2次避難の快適さに影響する生活用品。

ラピタプレミアムは納得の充実度ですが、マスクやティッシュペーパーが無いため追加必須。これらの消耗品は1次避難でも重要度が高いので忘れずに入れておきましょう

アイリスオーヤマのセットは救急セットを優先して揃えましょう。2次避難兼用にするならアイマスクや耳栓、目隠しポンチョなども追加したいところですが、重量と相談です。

山善のセットは1次避難に絞っている分快適性は数段落ちます。2次避難用品は割切って別に準備するなど工夫しましょう。

食料品の比較

今回チョイスした3セットで食品が入っているのはラピタプレミアムだけ。他のバッグを選択した方は参考にしましょう。

品名ラピタ プレミアム防災リュックセット防災セット YBG-30
メーカーラピタアイリスオーヤマ山善
飲料水保存水500mL×3無し無し
保存食3食分(スプーン付き)無し無し
栄養補助食品ミルクスティックorライスクッキー無し無し
食材加熱袋加熱袋×1、加熱材×3無し無し
紙皿・紙コップ無し無し有り
ラップ無しくるくる梱包ラップ有り
アルミホイル無し無し有り

ラピタプレミアムのセットにある保存食は、尾西のアルファ米シリーズ。お湯や水を注いでできあがる非常食です。

5年保存ですが、切れないうちに定期的に交換しておきましょう。アイリスオーヤマや山善のセットを購入した方にもオススメです。

食材加熱袋もあると便利。避難生活をしていても暖かいごはんが食べられます。

まとめ

防災グッズオススメ

以上、オススメの防災セットでした。

一通り揃っているラピタのセットの安心感も捨てがたいですが、山善の1次避難割切りによる軽量化も防災バッグとしては適正なもの。

手持ちの防災グッズのラインナップを見ながら、無駄無く選ぶようにしましょう。

タイトルとURLをコピーしました