子どもが小さいうちは予定表をプリントで貰うためプリントを管理できるホワイトボードがあると便利ですよね。
とはいえ、ホワイトボードも結構大きく、置き場所に困ることも。
使いやすいホワイトボード置き場を作ろう!
ホワイトボードの設置方法を工夫すれば、もっと使いやすくなります。
この記事では、ホワイトボードの設置方法を2種類試したので紹介します。
ホワイトボードの種類とリビング内の設置場所
現在使っているホワイトボードは「ナカバヤシ ウッドホワイトボード 900×600mm ナチュラル木目 WBM-9060NM」です。
サイズが大きく、いろんなプリントを貼れて便利です。その分、置き場所は限られてきます。
壁掛けにするのも手段でしたが、プリント類がたくさん貼ってあるホワイトボードを壁面設置するのは気がひけました。
そのため、カウンター下の空間に直置きの状態でしばらく使っていました。
カウンター下は高さ1,000mmの空間。奥行128mmはあるので、ホワイトボードを長辺900mmを縦に置くことができました。
もともとデッドスペースになっていたカウンター下。ホワイトボードを立てかけるだけでも機能的に使えます。しかし、直置きではホコリが裏にたまりやすく、見栄えも悪いです。
そのため、より使いやすく、見栄えも良い使い方はないか、と2案試してみました。
ホワイトボードの設置方法2種類比較
設置方法1.100均突っ張り棒式ホワイトボード設置法
使用部材
最初に試した方法は100均グッズの組み合わせです。
ホワイトボード裏面にフックを貼り付け、突っ張り棒に付けた結束バンドに引っ掛けるだけ。材料もすべて100均で揃う、400円で出来るお手軽設置法です。
- 突っ張り棒 ×2本
- 金属ケーブルフック
- 結束バンド
設置イメージ
設置写真
設置した状態は次の写真。
100均の突っ張り棒に引っ掛けて浮かせて使っていました。床に設置する部分は突っ張り棒のみ。突っ張り棒の下も90mmほど隙間が空いたため、掃除も快適になりました。
作り方説明
ホワイトボードと突っ張り棒の結合はこんな方法です。
写真は表裏逆にして撮っています。写真だとわかりにくいため、イメージ図はこちら。
- 金属ケーブルフックを天地逆にしてホワイトボードに貼り付け。
- 突っ張り棒に結束バンドを緩く巻き、金属ケーブルフックに引っ掛けます。
- 位置決めしてから結束バンドで金属ケーブルフックと突っ張り棒を友締めします。
ホワイトボード突っ張り棒設置方法にすることで、ホコリが溜まりにくくなりました。また、この方法なら壁を傷つけずに設置できます。
この形でしばらく使っていましたが、もう少し、使いやすくしたいと思ったのでディアウォールを使った設置方法に変更しました。
設置方法2.ディアウォール突っ張り棚式ホワイトボード設置法
突っ張り方式であれば、ホワイトボードをカウンター下に壁などを傷つけずに設置できます。どうせなら、もっと見栄えも良く、機能的な突っ張りにしたい!といろいろ探しました。
2×4(ツーバイフォー)材を使った突っ張り用アジャスターがあり、今回採用しました。
部材選定。ラブリコ、ディアウォール、ウォリストとは
2×4材用のアジャスターで有名どころが3種類あります。どの製品も2×4材の端に被せて突っ張り棒化するための器具ですが、突っ張り方式が異なります。
ラブリコ
こちらはネジを回すタイプのアジャスター。手回しできるので手軽に調整できるのが便利。
棚受けも含め直線的なデザインでスタイリッシュなところが良いですね。
ディアウォール
ディアウォールはバネ式。上下のパッドのうち、上側にバネが内蔵されています。
ディアウォールSは左右対称の形になったシンプルな形状になっており、見た目も良くなりました。
ウォリスト
ウォリストとはジャッキ式。ジャッキのメカニカルなデザインが個性的です。
特徴的なのは束ねる金具。
複数の2×4材を束ねることで、奥行きのある棚などが作れるのが特徴です。
今回のケースでは、カウンター下での使用のため、アジャスターがシンプルで主張しすぎないデザインの「ディアウォールS ホワイト」を選択しました。
使用部材
突っ張り棒を使った100均法に比べ少し難易度が上がるこの方法、とはいえ、材料の切り出しなどはホームセンターでも出来るプチDIYの方法です。
- ディアウォールS ホワイト ×2セット
- ディアウォール専用棚板 ×3セット
- 2×4 SPF材(柱用) ×2本
- 1×4 SPF材(棚用) ×3本
- 未晒し蜜ロウワックス
こちらが核となるディアウォールS。
セット内容は上下パッド各1個と調整用スペーサー。上パッドはバネが内蔵されています。下パッドとの間にスペーサーを入れることで、突っ張り強度の調整を行います。
2×4材に被せてみました。ディアウォールSはシンプルデザインでインテリアの邪魔にならないところが良いですね!
ディアウォール専用棚受けも同時購入。
ホワイトボードの設置だけであれば直接柱に付ければ不要になります。ですが、今回はついでに棚機能も追加します。
使用した2×4材はSPF材。棚受けもSPF材の1×4材にしています。塗装済の木材もありますが、ホワイトボードがナチュラルテイストな枠なのでSPF材にしました。
ワックスもナチュラルに蜜ロウワックスにしてます。
原材料は国産の未晒し蜜蝋とエゴマ油だけ。完全自然素材の天然成分100%ワックスなのでシックハウス対策にもなります。小さな子供がいるご家庭でも安心ですね。
これらを使ってホワイトボード設置用の棚を作成しました。
設置イメージ
設置イメージはこちら。
ホワイトボードは横長に設置。幅が900mmになるので、飾り棚としても使うにも十分なサイズの幅があります。
設置写真
2×4材で棚部分を組んだところが次の写真。
カウンターの出っ張り(128mm)が2×4材(断面約38×89mm)の奥行にマッチしています。奥行128mmだと市販の棚も見つかりませんが、ディアウォールSを使えば簡単に専用棚が作れますね。
棚板は今回3枚通してますが、ホワイトボードを設置するのに棚板を3枚つけているのは・・・
ホワイトボードを扉にするからです!蝶番でホワイトボードを設置することで、最上段は飾り棚に、ホワイトボード裏を2段の隠し棚にしています。
ホワイトボードを閉めたところは次の写真。
扉を閉じるとスッキリ。外から見えるのはホワイトボード上の飾り棚部分のみとシンプルなデザインになります。側面にはエアコンのリモコン類を設置したので、机の上もスッキリしました。
見ての通り、2×4材の後ろには若干隙間があります。この部分を使って、電源ケーブルの配線も棚裏に収納しました。
棚板の背面にケーブルカバーを設置。電源コードを棚板に這うように取り廻ししたので、更にスッキリしました。
DIYで専用棚を作ると、機能の追加、拡張が簡単にできますね。
まとめ
今回紹介した2方式のまとめです。
- 床から浮かせて設置できる
- 手軽に試せる
- 安い!(400円)
- 突っ張り棒部分が安っぽい
- 床から浮かせて設置できる
- 専用サイズで作れるので見栄えが良い
- 多少のDIY知識、作業が必要
- 値段はそれなりにする(今回は約7,000円)
それぞれにメリットがありますが、最終的にディアウォール突っ張り棚方式にすることで見た目と機能性に満足です。
市販ではあまり見かけない奥行の浅い棚が手軽に作れるディアウォール。切断はホームセンターで出来るので敷居も低くオススメですよ。
シンプルなデザインになるS、オススメです。