【2020年】安くてもおしゃれなBluetoothスピーカーおすすめ3選。

そんな疑問に答えます。

私は今回紹介する「お家で使えるオシャレなBluetoothスピーカー」を自腹購入。

それぞれの特徴とオススメポイントを紹介。すべて買って自宅で比較しているのでシチュエーション別にオススメする機種を選びました。

お家用のおしゃれBluetoothスピーカーの選び方

まずはどこで使うか考えよう！

そんな風に思ったときはどんな場面ですか？

リビングでゆっくりする時。キッチンで料理している時。寝室で本を読む時。部屋のテイストや使いたいシチュエーションによって求めるデザインや機能が変わりますよね。

リビングで使うなら・・・

Bluetoothスピーカーはアウトドアでの使用も利用シチュエーションに含まれる機種が多く、小さなサイズでも出力が大きい（音量が出る）ものが多いです。

今回紹介するBluetoothスピーカーで10～20畳くらいなら十分すぎる音量が出せますよ。

主にリビングで使うのであれば、部屋のテイストに合うデザインを最優先しても問題ありません。

キッチン・お風呂で使うなら・・・

防水機能は必須ですね。万一の水しぶきや食材の接触でも安心です。汚れたら水で丸洗いも出来ちゃいます。

キッチンに「置く」場所は確保できますか？確保できなくても諦めるのは早いかもしれません。

吊るして使えるBluetoothスピーカーもありますので、どこなら使えるか考えてみてくださいね。

寝室で使うなら・・・

寝るときに音楽を掛けるなら必要なオートパワーオフは紹介する全機種搭載されています。スマホ側のスリープタイマーで音楽が切れれば少しすると電源も切れるのでエコに使えますよ。

スピーカーまでの距離が近くなるので出力（音量）は小さくてもOKですね。

優先する機能を選ぼう！

目に見えるところに置くBluetoothスピーカーはデザインにこだわりたいもの。

とはいえ使うシチュエーションで最低限必要な機能が無い機種は宝の持ち腐れ。機能面もしっかりチェックしておきましょう。

【最優先】キッチンやお風呂に持ち込みたい⇒防水・防塵機能を確認しよう

持ち運びが容易なBluetoothスピーカーに防水機能があると家庭内でも出番が飛躍的に増えます。

「キッチン」「お風呂」で使いたいなら「IPX7」or「IP67」の機種を選びましょう！

水回りで使うなら防水・防塵機能の有無は重要な判断材料です。「IPX5」なら水に濡れても安心、そして「IPX7」なら30分間、1m水没しても浸水しません。

室内で使う分には防塵機能はそこまで重視しなくても良いと思います。

最新のアウトドアでも使えるBluetoothスピーカーはIPX7はあたり前、機種によってば防塵・防水対応のIP67まで対応している、という状況です。

ステレオは必要？⇒2ch化を検討。まずは一台から試してみて。

最近の機種では各社同じ機種を2台接続してステレオ再生する機能を標準搭載しています。

これは逆に言うと、ハンディサイズのBluetoothスピーカー1台だけだとステレオの効果がほとんど感じられないから。JBLのようにあえてモノラル化したメーカーもあるくらいです。

実際試して見ると、モノラルでも結構満足できたりもします。

まずは1台購入、その上でやっぱりステレオで聴きたいなら2台目を購入を検討してみてはいかがでしょうか。

通話は必要？⇒マイク有の機種もあります

スマホで音楽再生していると、不意に電話やLINE通話が掛かってくることも。

そんな時、Bluetoothスピーカーでハンズフリー通話が出来ると心強いですね。

普段から電話が多い人、とっさに電話が出られないと困る人はマイク有の機種を選ぶと安心です。

コーデック、AUX入力、NFC?→本当に必要な機能でなければ無視してOK!

Bluetoothスピーカーは本質的にはスマホにBluetoothで繋がって音が鳴れば良いもの。

スペックシートを見るといろいろな情報で目移りしてしまいますが、無くても困らない機能も多いです。

高音質コーデック（AAC,aptXなど）

一般的なSBCフォーマットと比較すれば高音質コーデックは音が良くなるのは間違いないです。

ですが、メーカー毎の味付けやグレード（価格帯）の方が音質への影響が大きいので、あくまで音質を決める要素の一つ、くらいの立ち位置です。

例外はゲームなどで低遅延のBluetoothスピーカーが欲しい場合。この場合はaptX（遅延：60〜80ms）、aptX Low Latency（40ms未満）などに対応しているものがいいですね。スピーカー側だけでなくスマホやゲーム機側も対応している必要があります。

AUX入力

スマホやタブレットとbluetoothで繋ぐことが目的ならいりません。

テレビなどのBluetoothが繋がらない機器と繋ぐことを考えているなら、候補にあげましょう。

NFC

「NFCで簡単にペアリングできる！」便利ですね。ですが初回ペアリングが終われば二回目からは自動で接続します。この便利さを体験できるのは最初の1回だけ。

よほどスマホの操作に自信が無い人でもない限り、優先する必要はないでしょう。

Bluetoothスピーカーのおすすめ3選

JBL FLIP5 Bluetoothスピーカー

求められる機能に削り込んだ非常にシンプルな設計が好感持てます。

Ultimate Ears（アルティメット・イヤーズ） WONDERBOOM2

独特な形状とデザインで個性的な機種です。

Bose（ボーズ） SoundLink Mini Bluetooth speaker II

Bluetoothスピーカーとしてちょっと高めな2万円前後の価格帯ですが、Boseらしい低音が魅力のモデルです。

番外編

Anker（アンカー） Soundcore 2【改善版】

低価格ながら沢山の高評価レビューに裏打ちされたまさにBluetoothスピーカーのリファレンスモデル。

残念ながらおしゃれさは感じられません・・・のであくまで番外編です。

3+1種類のスピーカーそれぞれの得意分野とシチュエーション別のオススメ機種

機能比較一覧表

お気に入りの一台を探すにあたって、前提条件になりそうな機能を比較一覧としてまとめました。

※BOSEのSoundLink Mini IIのみ、通常版と最近のマイナーチェンジ版である「Special Edition」の仕様が異なるため、別途記載してあります。

ほとんど据え置きで使用。高級感が欲しい。低音重視で使いたい⇒SOUNDLINK MINI II Special Editionがオススメ

SOUNDLINK MINI II Special Editionなら想像を超える迫力のある重低音が楽しめます。バンドミュージックには持ってこいのセレクト。

高級感は頭一つ抜けています。アルミダイキャストのボディは見た目の高級感、手に持った時の重厚感があり「良いものを持っている」という所有欲が満たされますね。

防水機能は無いので守備範囲は狭め。置き場所には注意が必要です。

この3機種では唯一のマイク付き。電話にも出れるのでハンズフリー必須な方はBOSEですね。

SOUNDLINK MINI II Special Editionには定位置を用意してあげて、じっくり腰を据えて音楽を楽しむスタイルが良いですね。

キッチンでも浴室でも。どこでも音楽を楽しみたい⇒WONDERBOOM2がオススメ

IP67で防水防塵機能のあるWONDERBOOM2がオススメです。料理をしていると立ち位置がずれるため、特にキッチンで360°スピーカーの特性が効果的。汚れても丸ごと洗えてしまうので安心です。

縦置きが基本で場所を取らないのもGOOD。キッチンや浴室のちょっとした隙間においても良し。テーブルにスペースが無いならハングループで吊るしても良し。

音質は、この3機種の中だと一番フラットで低音は弱め。声域が聴きやすいですが、低音が弱めなので臨場感は劣ります。その特性から料理をしながらAudibleで本の朗読を聴いたり、ポッドキャストを流したりするのに向いています。

WONDERBOOM2は、キッチンに持ち込んで家事時間を充実させるスタイルがオススメですね。

テーブルに置いてBGMをかけたい。⇒FLIP5がオススメ

横置き時の角度が使いやすいFLIP5がオススメです。写真のように机に置くと角度がついて斜め上にスピーカーユニットが向きます。

テーブルに置くスタイルには一番適した機種です。リスニングポイントが合わせやすいので、手軽に良い音が楽しめます。

IPX7なので、WONDERBOOM2同様にキッチンや浴室利用も得意分野。横方向に対してのリスニングポイントの広さは一歩劣るものの、利用シーンを問わず使えます。

音質はバランスが良く十分な低音も楽しめます。BOSEのような低音の押し出し感はありませんが、自然な低音で聴いていて疲れません。

机の上に横置きするとそれなりに存在感があります。6色展開なので、部屋のテイストに合わせてチョイスすると、良いインテリアにもなりますよ。

FLIP5は気軽に持ち歩いて自分でしっかりリスニング環境を作りたい人にオススメです。

番外編～Soundcore2がオススメな人は？

Soundcore2ですが、上記3選に比べてしまうとオススメ度は残念ながら一段落ちます。

理由はなんといっても音質。スマホで聴くことに比べると十分音は良くなりますが、上記3選と比較すると音質に関して褒める点はありません。ラジカセのようなちょっと籠った音で低音も出ません。

デザインも黒い棒で無個性なので、おしゃれに使いたい用途には向きません。

スペックシート上は文句なく、とりわけ5000円以下という価格の優位性は高いです。

Soundcore2は一通りの機能が揃っており音質に関して割切って使うには良い機種です。

まとめ

それぞれ特色のある3（+1）台を購入、聴き比べをしてみると、一口にBluetoothスピーカーといっても違いがあることが分かりました。

シチュエーション別にオススメを上げましたので購入の参考にしてみてください。

ちなみに、私が一番使用頻度が高い機種はFLIP5です。テーブルに置いて使うことが多いため、使い勝手が良いです。キッチンでも使えるので、もう手放せません。

最後に、まだどんな使い方するか決まってない！とりあえず買ってみたい！そんな人にオススメの一台を上げるなら、WONDERBOOM2です。

低音の量感は足りないですが、フラットな音色でどんなジャンルもこなす万能選手。IP67の防水防塵性能や360°スピーカーの特性も相まって、一台でどんなシチュエーションもこなせますよ。