子供が学校から持ち帰ってきたメダカ。リビングに水槽を置いて育てていますが、折角のアクアリウムなので、水草も入れてオシャレにしたいものです。
メダカのために水草も育てよう。
世の中には水草水槽という世界もあるくらい奥が深い世界ですが、あくまでメダカ中心であること、手軽に育てられることを条件に水槽の立ち上げを行ったので紹介します。
メダカのためのオシャレなリビングアクアリウム
金魚と並んで、メダカを飼育されている方は多そうですね。知名度も高く、結構丈夫な部類で飼いやすいことなどが理由でしょうか。
屋外でも飼えるメダカですが、室内飼育、特にリビングでオシャレに飼育したい!と思うと水槽内の環境整備が重要になります。
中でも悩むのが水草です。覚えきれないくらいの種類があり、難易度の高い水草をレイアウトしたものなら、もはや水草専用の水槽を立ち上げる方が良いくらいです。
前提条件は20cmキューブ水槽
メダカを急遽迎え入れたため、近所のペットショップでろくに調査せずに購入した水槽セット。
小さくてオシャレな感じ!と20cmキューブ水槽にしましたが、後々調べると定形外サイズで機材選定に苦労しました。
とはいえ、ここから準備を始めたので、20cmキューブ水槽を使うことを前提条件として、水槽内環境を構築していきました。
水槽の目的は何か?
水槽立ち上げを行う際には、その水槽の目的は何か?を考えてから立ち上げると良いです。
- メダカが主体であること
- あまり手が掛からないこと
- オシャレであること
今回の目的は、そもそもメダカを飼育するための水槽です。
比較的手軽に育てられるメダカなのに、水草の管理に手間が掛かっては元も子もありません。
とはいえ、リビングに置けるくらいにレイアウトにも気を付けたいと思っているので、水草の導入は必要です。
この目的を達成できる水槽を立ち上げるべく、ネットでの調査やアクアショップの店員さんに聞きまくった結果、我が家の水槽は以下の結論になりました。
【我が家の最適解】CO2不要の水草、ソイル、LEDライト&タイマー
水草管理に手間が掛からない水槽の立ち上げ。そのために必要な要素がこの3点でした。
手を掛けずとも十分に水草が育つ水槽環境にすることが、重要です。
メダカのための水槽内環境はこうしました
水草の選定は最重要。CO2不要で育つ水草を揃える
水草というと金魚の水槽に入れる草(金魚藻)とか庭の鉢に浮いてる草(ホテイソウ)くらいしか知りませんでしたが、調べ始めるとキリがないくらい出てきます。
水草水槽を目指すぞ??
という人ならどっぷり水草の世界に漬かると面白いと思いますが、我が家はあくまでメダカ主体。手間があまり掛からない水草を選びます。
水草を選定する際に最重要な要素はCO2(二酸化炭素)を添加するかどうか。これだけで機材準備のハードルが上がり、水草に対する本気度が変わります。
発酵式、拡散式などいろいろありますが、効果が確認できたら最終的にはボンベ式(小型or大型)に行きつくことになります。
ボンベ式になると、スターターキットで1万円くらい。
また、光合成が出来ない時間帯はCO2添加を止めないと生体が酸欠になるため、電磁弁によるONOFF制御もしたくなることでしょう。
そうなると2万円弱の初期投資と継続的なボンベ交換費用が乗ってきます。
ここまでくると本気度と家族の理解度が試されますね・・・
しかし、わざわざCO2添加までしなくとも育つ水草も種類豊富にあります。陰性植物をメインに、初心者向け、CO2不要とうたわれている水草から選定すると良いです。
我が家では次の種類を入れていますが、CO2無しでも育ってますよ。
- クリプトコリネ
- ピグミーチェーンサジタリア
- アマゾンチドメグサ
- ハイグロフィラ
- マツモ
前景に背があまり高くないクリプトコリネを植えて、ピグミーチェーンサジタリアを中景に、チドメグサやハイグロフィラを後景にしました。
マツモは当初浮遊させていましたが、重りを付けて中景に固定しました。
クリプトコリネは光量の要求が少ない陰性植物なので、後景側を照らすように照明を当てています。
水草詰め合わせパックなども市販されているので、こういったセットをベースにして水槽を立ち上げるとやり易いと思います。
水草選びで重要なポイントが「無農薬」とか「組成培養」と書かれているものであること。農薬を使っていると生体へのダメージが考えられます。
特にシュリンプ(エビ)の混泳を想定しているなら必須条件です。
水草に必要な栄養素はソイルで提供
栄養素に関しては床材にソイルを選ぶことで確保ができます。
アクアショップで勧められたJUN マスターソイル。これもソイル系では定番のようです。
育成が簡単な種類の水草なら、別途肥料添加せずともソイルだけで十分育ちました。
マスターソイルは水草だけでなくシュリンプにも相性が良いので、安心です。
色もブラウン、ブラックとあるので、好みで選べますね。
水草の光合成にはLEDライト&タイマー!
水草が光合成するためには、もちろん光が必要ですね。
そのために、光源が必要なわけですが、手軽なLEDライトが使いやすいです。
蛍光灯やメタハラなど、調べてくると出てきますが、育てやすい水草を選んでいればLEDライトで十分です。
LEDライトは30cm以上の水槽になると種類が豊富ですが、20cm水槽になると選択肢がかなり絞られます。
特にバータイプは選択肢が少なく有名どころではコトブキのフラットLEDかGEXのクリアLEDくらいしかありません。
このうち導入したのはコトブキのフラットLEDです。
- 定格電圧/周波数:AC100V 50/60Hz
- 定格消費電力:4W
- 光束:230lm
- 色温度:12000K
- 本体サイズ(約) 幅208×奥行70×高さ29mm(最薄部6mm)
- 電源コード長:1.65m
LED素子は3列あります。
両端の列は白色LED、中央の一列が青/赤LED。
側面にスイッチがあり、OFF/青、赤LEDのみ/全灯の3パターン切り替え式。
リフトアップパーツをつけることで本体幅+12cmの水槽横幅(20~32cm)まで対応ができます。
2パターンの照明状態です。
赤青2灯は観賞用には向かないですね・・・水草光合成用には必要な波長なので鑑賞を意識しなければこれでも良さそうです。
さて、光合成にしても、自然界に昼と夜があるように24時間点けっぱなしではいけません。
手動で点灯、消灯させると忘れることもあるので、タイマーも合わせて設置しています。
合計14種類のON/OFF条件を記憶できるので、曜日別に制御することもできますが、そこまで必要ありません。
LEDによる照明を一日あたり6時間確保できるようにタイマーをセットしておけばそれで完了です。
照明のON/OFFもこれで自動化できるので、管理の手間が減りました。
まとめ
CO2不要の水草、マスターソイル、LEDライト&タイマー。
この組み合わせで水槽内環境は安定して可動出来ています。この環境維持のため、生体も複数種類入れたので、そちらは別記事にまとめることにします。
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