手軽に良い音を聴けるBluetoothスピーカーといったら・・・まずはBOSEを聴かないと!響きの良い低音は「SoundLink Mini speaker II」でも健在です!
Bluetoothスピーカーとしては比較的高価格帯をラインナップしているBose(ボーズ)。Bluetoothスピーカーはいろいろなメーカーから出ているけど、やっぱりBOSEブランドが気になりますよね。
manya@homeではBluetoothスピーカーを複数購入、日常的に使っていますが、やっぱりBOSEの音が気になって購入してしまいました。
本記事の内容
- BOSE(ボーズ) SoundLink Mini speaker II レビュー
- BOSE(ボーズ) SoundLink Mini speaker II 使用感。気になったこと
BOSE(ボーズ) SoundLink Mini speaker II レビュー
BOSEはアメリカ合衆国に本社を置くスピーカーを主とした音響機器開発製造企業です。BluetoothスピーカーのSoundLinkシリーズのうち、ペットボトルサイズの機種が「SoundLink Mini speaker II」です。
500mlペットボトルよりも小型サイズですが、BOSEの特徴的な低音再生能力でスケール感のある音楽を聴くことが出来ますよ。
開梱レビュー
化粧箱とその中身です。
デザインはシンプルですが、分かりやすいデザインですね。中は本体と付属品の2エリアに分かれています。
本体レビュー
USBや持続時間がアップグレードされている「SOUNDLINK MINI II Special Edition」はラックスシルバーとトリプルブラックの2色展開。
写真はノーマルのSOUNDLINK MINI II。コストコで購入したものです。
パッシブラジエータが背面にもあるため、裏面もメッシュパネルになっています。
ボディはアルミ製で680gと見た目以上にずっしりと重く高級感があります。
ブラックボディに金文字でBOSEのロゴ。アメリカブランドっぽい色合いでかっこいいです。
天面に操作ボタンがまとまっています。電源ボタン、音量ボタン、Bluetoothボタンの中央にある見慣れないボタンは「マルチファンクションボタン」。
他メーカーの再生ボタンに相当するボタンです。
- シングルクリック⇒再生/一時停止
- ダブルクリック⇒早送り(曲送り)
- トリプルクリック⇒巻き戻し(曲戻し)
シングル、ダブルの操作は他メーカー同等ですが、トリプルクリックで巻き戻しがあるのが良いですね。
右側面にはAUX端子とMicro-USB端子があります。USBは充電用。外部入力はAUX端子になります。
底面は広範囲を覆うゴム面が接地面になります。小ぶりながら680gという重量をしっかり支えてくれます。
底面右奥側にはクレードルと繋がる接点があります。スマホのQiのように無接点でないのは残念なところですが、USB端子を毎回指すよりも手軽に充電できるので良いですね。
付属品レビュー
付属品はクレードル、USBケーブル、充電器。写真はMicro-USBです。
この価格でクレードルも付属するなんて太っ腹!
ですが、マイナーチェンジ版の「SOUNDLINK MINI II Special Edition」ではUSB-Cにアップグレードされたもののクレードルは付属されなくなりました。
他社のBluetoothスピーカーと差別化されているポイントだっただけに残念なところです。
クレードルの天面右奥側に本体接続用の接点が見えます。背面から見ると、この下USB端子があります。
家庭で充電する際にはこのクレードルを設置しておくことで、煩わしいUSB接続作業が無くなりますね。
クレードルに本体を乗せたところ。配線は給電用のUSB端子のみ。この手軽さがBluetoothスピーカーの魅力ですね。
接続の仕方
BOSE SoundLink Mini speaker IIは安いBluetoothスピーカーと一線を画す「音声ガイド」があります。
電源を入れると音声ガイダンスが流れ、言語を選びます。初期設定では日本語を含む11言語が入っているので、本体上部の+-ボタンで日本語になるまで言語のリストを送ります。
設定が完了すると、「ペアリングできます」とガイダンスが流れます。
後は一般的なBluetoothスピーカーの接続と同様にスマホの設定画面から「Bose Mini II SoundLink」を選択するだけです。
仕様詳細
カラー(Special Edition):全2色(ラックスシルバー、トリプルブラック)
連続使用時間: 最大約10時間
防水性能: ー
充電時間: ー
本体サイズ(H×W×D): 51x 180 x 58(mm)
本体重量: 約680g
クレードルサイズ(H×W×D):16x 157 x 51(mm)
クレードル重量: 約79g
Bluetooth: 有り
外部入力:φ3.5 mm外部入力端子
対応プロファイル: A2DP、AVRCP、HFP
付属品: 充電クレードル、充電用USB Micro-USBケーブル(91.44cm)、電源アダプター
価格: 19,980円 ※Bose公式ストア価格(2020年03月28日 表示価格)
BOSE(ボーズ) SoundLink Mini speaker II 使用感。気になったこと。
使ってみないと分からない、使い勝手に関して質問されるようなことをまとめました。
音質は?低音は出る?オススメジャンルは?
低音出ます。Boseの名に恥じない低音の量感で、小型Bluetoothスピーカーでは群を抜いてます。
近いサイズ感のJBLやUE、Anker等と比べたところ、ブラインドで聴いてもはっきり違いが分かります。
オススメな音楽ジャンルはバンドサウンド曲全般。
余裕のある低温でベースやドラムの音が引き出されるため、1サイズ上のスピーカーで聴いているような視聴感を得られますよ。
無印とSpecial Editionの違いは?
アップグレードとダウングレードがあり。
- USBがMicroUSBからUSB-Cに変更
- 連続再生時間が10時間から12時間に変更
- 充電クレードルが付属品では無くなった(実質値上げ)
USBのアップグレードは嬉しいポイントですが、充電クレードルが付属しなくなった点がマイナス。
連続再生時間は伸びていますが、家庭用で使っている分には充電クレードルの置くだけで充電できるメリットの方が大きいと感じます。
無印の方は公式サイトでは終売になっており、市場流通分のみとなるようですが、値段も安くなっていることも。クレードルの有無も含めると価格差が更に大きいため、USB-Cのメリットを存分に得られる環境で無ければ無印の方を狙うのもありですね。
防水、防塵機能はある?
ありません。端子もむき出し&アルミボディ、充電クレードルもあるので、据え置きに近い運用をする人にオススメです。
音声通話はできる?
マイクもあるので可能です。マルチファンクションボタンボタンで通話開始/終了が選択できます。
SoundLink Mini speaker II側で音楽の操作はできる?
マルチファンクションボタン(再生/停止/曲送り/曲戻し)で操作可能。
音声ガイダンスはOFFに出来る?
OFFにできます。+ボタンと-ボタンの長押しでON/OFFが可能。
オートパワーオフはあるの?
30 分以上スピーカーを操作しない&音を鳴らさないとスピーカーの電源は切れます。
再生機側(スマホ、タブレットなど)の複数台接続はできる?
再生機側は最後に接続した2台まで同時にペアリングが出来ます。最後に音を鳴らした側の音楽が流れます。
動画を見るときに遅延は?
対応コーデックは標準のSBC。220ms±50msの遅延が発生します。
音楽再生にはまったく問題無し。
- 音楽のPV⇒許容範囲内
- 映画(特にアクション)⇒TV&有線シアターバーで再生。ないしは本機の外部入力を使用。
まとめ
小さなボディサイズからは想像もつかないボリュームの低音が聴けるSoundLink Mini speaker II。
ポータブルに重きを置いた他社のスピーカーと異なり防水機能などはありませんが、同価格帯での高級感は圧倒的。
肝心の音に関しても、低音がしっかりしたサウンドで、Boseをブランド買いする人も納得のいく仕上がりですね。