BluetoothイヤホンでスマホやiPadを良い音で聴きたい。
良い音で聴けてノイズキャンセリングもある機種が良いな。
JBLのフラッグシップのイヤホン「JBL Tune 230NC TWS」が気になる。
JBLのアクティブノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホン。
ノイズキャンセリング付きのイヤホンが欲しい!はじめてだからエントリークラスで探そう!と思って探してみると、各社から出ていて「どれにすればいいの?」と悩んでしまうケースがありますよね。
スピーカーで有名な音響メーカーのJBLはエントリークラスでも流石の音質でした。今回「JBL Tune 230NC TWS」を購入しましたので、レビューします。
※JBL Tune 230NC TWS販売終了のため、後継のLIVE PRO+ TWSをオススメしています。
JBL Tune 230NC TWSをJBL公式 楽天市場店で購入する
JBL Tune 230NC TWS レビュー
「JBL Tune 230NC TWS」は2021年12月7日に発売。JBLのショートスティックタイプモデルの国内市場第三弾のモデル。
JBL Tune 230NC TWS 開梱
化粧箱は背面から本体が見えてるデザインですね。。
付属品はUSB Type-A to Cの充電ケーブル、イヤーチップは全部で3種類(S / M / L)あります。
USBケーブルとイヤーチップの内側がオレンジになっており、落ち着いたデザインながらJBLらしい色合いです。
JBL Tune 230NC TWS 本体
JBL Tune 230NC TWS はカラーはブラック、ホワイト、ブルー、サンドの4色展開。そのうち、今回はブラックを購入しました。とはいえ、デザインは高級感はあまりなく値段相応な感じですが、イヤーチップのオレンジがJBLらしい主張になっています。
イヤホン本体の重量は左右それぞれ5.1g。非常に軽く、3種類のイヤーチップでしっかりフィットさせれば装着感は良好です。
イヤホン本体表面部のJBLの横にある”━”部分がタッチセンサーになっており、左右にそれぞれに操作方法を設定できます。
タップ、ダブルタップ、トリプルタップ、ホールドの設定がセットになった設定が4種類+割り当て無しの5種類から選択できます。
どのモードでも、電話の着信対応は同じ操作に設定されているので、着信応答に悩むことはありませんよ。
JBL Tune 230NC TWS 充電ケース
充電ケースは3本線のLEDインジケータがある薄型ケース。重量は47.3g。ケースは自立もします。USBポートは背面。
蓋を開けた状態。イヤホンのショートスティック部分を奥に差し込む形です。蓋を開けた状態だと流石に自立しません。
3Dフィットした形状の充電ケースなので、左右の入れ間違え、位置がずれで充電されない、といったトラブルがありません。
磁石で軽く止まっており、蓋を置けても落下の心配は無い程度に保持され、取り出しも問題なくできます。ケースも薄型で総じて使い勝手の良い充電ケースでした。
※JBL Tune 230NC TWS販売終了のため、後継のLIVE PRO+ TWSをオススメしています。
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JBL Tune 230NC TWS 接続の仕方
「Google Fast Pair」に対応しているので、Androidの場合は画面指示に従うだけで設定画面を開かずにペアリングが可能です。スマホを立ち上げたまま、近くでJBL Tune 230NC TWSの充電ケースを開ければペアリング画面がポップアップされますよ。電子機器が苦手な方にもオススメ!ですね。
Androidの場合
Google Fast Pairの実際の画面は次の画像です。Androidスマホの近くでJBL Tune 230NC TWSの蓋を開けるとペアリングアシストの画面が出てきます。
後は画面指示にあるように接続ボタンやセットアップボタンをタップしていけば使える状態になります。
途中で設定アプリ「JBL Headphones」のインストールも求められるので入れておきましょう。タッチセンサーの設定やイコライザー設定など便利に使えます。
iPhone/iPadの場合
設定画面のBluetoothタブを開きながら、その他のデバイスに表示されるJBL Tune 230NC TWSを接続すればOKです。
JBL Tune 230NC TWSの設定には設定アプリ「JBL Headphones」をインストールしよう
JBL Tune 230NC TWSの各種設定にはJBL純正アプリ「JBL Headphones」をインストールする必要があります。アプリ側のセットアップ画面で各種動作やイコライザーの設定が出来ます。
JBL Headphonesで出来る設定~JBL Tune 230NC TWS~
ノイズキャンセリングとアンビエントサウンドモード
JBL Tune 230NC TWSは1万円を切るエントリークラスの価格帯ながらノイズキャンセリング機能が使えるところが魅力な製品。まずはこの機能からですね。
まずは注目度が高いノイズキャンセリング関連の設定です。
ノイズキャンセリングとアンビエントサウンド(外音取り込み機能)は当たり前ですが排他仕様。どちらかをONにすると片方OFFになります。
アンビエントサウンド(外音取り込み機能)は2種類のモードがあります。
- アンビエントアウェア:周囲の環境音(全域)取り込み
- トークスルー:音声域(高音域)を取り込み
外音取り込みはマイクを通しての取り込みになるため、若干機械的(要するに電話先のような音)になりますが、環境音の把握や会話をするのに問題の無いレベルなので、機能上は問題ありません。
設定画面内の機能
エントリークラスのJBL Tune 230NC TWSですが基本的な機能は網羅されており、始めて完全ワイヤレスイヤホンを買う方にも安心です。
- マイアラーム:イヤホンをしたまま寝ても音楽停止とアラームの設定
- オートオフ:アイドル状態時に電源オートオフを設定
- Voice Aware:ノイキャン未使用時の外音取り込み量の調整
- スタンバイ:スタンバイ状態でもノイキャン維持が出来る!
- イヤホン本体を見つける:失くしたイヤホンを探すピープ音を鳴らす(装着したまま使わないよう注意!)
色々ありますが、特にオススメはスタンバイでのANC維持。この機能をONにしておけば、イヤホンを高性能な耳栓代わりに使えますよ。
音楽は聴きたくないけど、作業に集中したい。そんなときに使えますね!
JBL Tune 230NC TWS 主な仕様
タイプ :ノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホン
カラー :ブラック、ホワイト、ブルー、サンド
Bluetooth :バージョン5.2
対応プロファイル: A2DP V1.3, AVRCP V1.6, HFP V1.7
ユニット :6mm径ドライバー
周波数特性:20Hz-20kHz
対応コーデック:SBC、AAC
重量 :イヤホン本体:左右各約5.1g、充電ケース:約47.3g
連続使用時間:
<ANCオフ時>
電池(イヤホン): 音楽再生: 最大約8時間
電池(ケース): イヤホン充電可能時間:最大約24時間
<ANCオン時>
電池(イヤホン): 充電: 約2時間、音楽再生: 最大約10時間
電池(ケース): イヤホン充電可能時間:最大約30時間
防水規格 : IPX4(イヤホン本体のみ)
付属品 : USB Type-C充電ケーブル、イヤーチップ(S / M / L)
価格 : JBLオンラインストア / JBL公式 楽天市場店価格 9,800円(税込)
発売日 : 2021年12月7日(火)
※JBL Tune 230NC TWS販売終了のため、後継のLIVE PRO+ TWSをオススメしています。
JBL Tune 230NC TWS使用感。気になったこと。
使ってみないと分からない、使い勝手に関して質問されるようなことをまとめてみました。
エントリークラスでもしっかりバランスのとれた音質。低音はちょっと軽めか。
普段からJBLのスピーカーで音楽を楽しんでいる我が家。JBL Tune 230NC TWSはエントリークラスとはいえJBLらしい音質。バランスの良い音が出ています。
上位機種に比べるとさすがに低音がちょっと足りないかなと思いますが、1万円以下でノイキャン付きでこの音質!?と思うとコスパ最高ですね。
ノイズキャンセリングは結構効きます。電車通勤にオススメ。
ノイズキャンセリングも完全に外音が消えるほどでは無いものの、電車の音や車の音など、街中で聞こえる低音ノイズはほぼ消え、日常のストレスがかなり軽減されます。
スタンバイ状態でもノイキャン維持が出来るので、音楽を聴かない人でもこの機能だけで購入をオススメできるくらいですよ。
屋内でも炊事の音やエアコン、換気扇の音などの低音が消えるので、奥様へのプレゼントなどにも良さそうです。
外音取り込みも実用レベル。急に話しかけられてもトークスルーを使えば普通に会話できるところは安心です。
対応コーデックは?動画を見るときの遅延はどう?
対応コーデックは標準のSBC、AACのみ。AppleユーザーならAACが使えるので少し高音質(Appleユーザーは意識しなくてもAAC接続になります)。
より高音質なaptXなども対応して欲しいところですが…JBLはBluetoothスピーカーも非対応なのでコーデックはあまり高音質コーデック対応は考えていないのかもしれませんね。
とはいえ、音は非常にハイレベル。コーデックはあまり意識しなくても良いでしょう。
防水性能はIPX4。小雨くらいなら安心して使えますが、過信はしないようにしましょう。
防水性能の等級を表す「IPX4」。これは防沫形と言われるレベルの防水性能で、水しぶきが直接掛かっても故障しないレベルの等級です。
日常シーンで雨の日に使えるかどうか?となると十分使えるレベルです。ただし水没はアウト。
再生機側(スマホ、タブレットなど)の複数台接続はできる?
接続機器は1台。ここはちょっと残念なポイントですね。新しい機器に接続したい時は、古い機器のBluetooth接続を解除する必要がありますよ。
まとめ
定価でアンダー1万円のJBL Tune 230NC TWS。セール時のポイントアップもあるのでお手頃価格で買えちゃうエントリークラスのノイズキャンセリング付き完全ワイヤレスイヤホンでした。
機能は充実しており、音質、ノイズキャンセリング性能、使い勝手が高レベルで、エントリークラスとは思えないくらいで非常にコスパが良い製品ですよ。
- はじめてワイヤレスイヤホンを買おうとしてる
- ノイキャン付きでコスパが良い製品が欲しい
- できれば音質も良いのが良いな
そんな初めてイヤホンを買おうとしている人や、安いイヤホンを持っててステップアップしたい人にJBL Tune 230NC TWSはオススメの一品ですよ。
※JBL Tune 230NC TWS販売終了のため、後継のLIVE PRO+ TWSをオススメしています。