本は読みたいけど本棚がすぐ一杯になってしまう・・・
電子書籍読み放題のキンドルアンリミテッドはどうなんだろう?
本棚の心配をしなくても本がたくさん読める方法を知りたい!
本が好きな人の共通の悩み。それは増えていく蔵書の置き場。昔の自分もそんな悩みを抱えていました。
我が家はKindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)を2017年9月に契約して使い続けています。蔵書の増加を抑えてシンプルな読書ライフを送ることが出来ています。
そこでこの記事は、本棚を整理したい本好きな人に向けて、キンドルアンリミテッドの始め方、使い方までまとめて解説します。
この記事を読めば、「キンドルアンリミテッドを始める前に知っておきたい情報」がすべて分かります。
ぜひ参考にして下さいね。
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Kindle Unlimited(キンドルアンリミテッド)とは?7つの特徴を解説。
利用料金は月額制980円で12万冊→200万冊以上が読み放題に!
説明不要かと思うこのサービス、月額980円(税込)で書籍、雑誌読み放題のAmazonのサービスになります。他社でも読み放題サービスを提供していますが、アマゾンは何といっても対象冊数が非常に多い。
日本ローンチ(2016年8月)時点で和書12万冊、洋書120万冊以上でした。その後も冊数は増加しており、2019年11月のバナーでは200万冊以上に!
これだけあれば、好みの本も見つかるはずだね。
登録できる台数は6台まで可能です。家族で回し読みがカンタン!
アカウントに複数台の端末を紐づけることが出来、その内の6台まで、本を配信できます。
複数端末の使い方の例。例えばこんな使い分け。
- 出先ではスマホ、家ではiPad
- 小説はKindle端末、雑誌はiPad
- 子供用にKindle端末、自分はスマホ
一人で複数台使い分けても良いですし、家族がそれぞれ別の端末で読むことも可能です!
事前ダウンロードでオフラインでも読める。
本は事前にダウンロードしておけばオフラインでも読書できます。
家のWiFiでダウンロードしておけば出先でデータ通信量を気にすることなく読めますね。
格安SIMで通信量を抑えている人も安心です!
同時に読める本は10冊。枠内なら何回でも借り替えが出来ます。
Kindle Unlimitedは同時に10冊借りることができます。サービスが継続する限りは返却期限は無し。
10冊の枠内であれば好きな本をキープし続けることも可能!
11冊目以降を借りる際には、現在借りてる10冊から新規で借りる冊数分を返却する必要があります。
同時に借りられる冊数に制限があったりするので図書館のような使い方ですね。ランニングコストがかかる分、高性能ですけど。
ラインナップが唐突に変わります
ラインナップは追加されることもあれば削除されることも。
対象の冊数は増加傾向にありますが、昨日までは対象だった本が急に対象外になってしまったり・・・
気になる本を見つけたら取り合えずキープ!
私の場合、10冊の枠は現在こんな内訳になっています。
- 2~3冊 ・・・ キープ枠1(投資系)
- 2~3冊 ・・・ キープ枠1(ブログ系)
- 1~2冊 ・・・ 新ジャンル勉強枠
- 1~2冊 ・・・ フリー枠
10冊の枠のうち2~3冊は常にキープ枠として使っています。現在『投資』、『ブログ』の2ジャンルを勉強中なので、これで5~6冊くらい。その他、色々調べる新ジャンル枠があり、フリー枠も1~2枠残している感じです。
子供が本を読みたいとなった場合は新ジャンル枠やフリー枠から振り回しています。
子供が好きな本好きの下克上の対応状況を継続ウォッチング中!
高価な本も対象になることがあります
私がキンドルアンリミテッドを契約したきっかけ、それは『魔術師リンダ・ラリーの短期売買入門』が対象本になっていたからです。
kindle版で11,550円(2019/11/04現在)。
1万円を超えるような高価な本もキンドルアンリミテッドの対象になることがあるのです。こういった本なら一冊キンドルアンリミテッドで借りればそれだけで約1年分の元が取れるというもの。
専門書等なかなか高くて手が出せないような場合、一度アマゾンで検索してみると良いかもしれませんよ。
初回30日間無料!フル機能を試して納得!!解約も簡単で安心!!!
月額980円はちょっと高いな・・・失敗すると嫌だな・・・
Kindle Unlimitedにもトライアル期間が設定されており、期間はなんと初回30日間。これだけ期間があれば『Kindle Unlimited』が自分のライフスタイルに合っているか十分確認できます。
もちろん、無料期間内に解約すれば料金は一切掛かりませんのでご安心を。
Kindle Unlimitedの場合、なんとkindle Unlimited会員登録ページトップにサービス解約のリンクがあります。解約が必要になればすぐにできますのでこちらも安心です。
それにしても、解約リンクがこんなにアクセスが良い場所にあるなんて、kindle Unlimitedサービスへの自信のほどが伺えますね。
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Kindle Unlimited 4つのメリット
本棚がシンプルに!
本棚の物理的スペースを専有しなくてすむこと。このメリットは電子書籍全般に言えることでKindle Unlimitedに限った話ではありませんが、シンプルな生活を心掛ける上で重要なメリットです。
Kindle Unlimitedは買い上げ形式ではないため、気に入った本でも10冊を超えてキープはできません。
そのため、私はあるルールを決めています。
「kindle Unlimitedの10冊の枠から消すとき、また読みたいと思った本は紙の本を購入する。」
読み終わった直後は面白い!と思った本は数多くありますが、キンドルアンリミテッドから消すときはちょっと時間が経っています。
いったん気持ちが落ち着いた後もまた読み直したいと思う本は絞られてくるものです。
私はこのルールを使うことで、本を悪戯に増やすことなく、快適な読書生活を送ることが出来ています。
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乱読に向いている
新しい雑誌や、タイトルが気になった本を手当たり次第に読む。そんな使い方にはめっぽう強いKindle Unlimited。
特に雑誌の場合は特性上借りるスタイルのKindle Unlimitedにマッチしているためオススメの使い方の一つです。
本屋の立ち読みは書店の迷惑になりますが、Kindle Unlimitedの場合は、正当な対価に基づくサービス。人目を気にせずザッピング読みしてしまいましょう。
偶然に運命的な出会いができる(かもしれない)
タイトルや表紙に惹かれて手に取った本、運命的な出会いを感じたことはありませんか?
子供の頃に本の虫だった私はそんな経験をリアル本屋でしてきましたが、kindle本の検索画面でも同じ雰囲気を感じます。
むしろ、アマゾンのビッグデータに基づくユーザー好みの提案がなされるているので、その出会いの可能性も高まるものです。
アマゾンから提案されたタイトル、表紙の雰囲気から気になった本を取り合えずUnlimitedで読んでみる。合わないな、と思えばすぐに別の本に切り替える。
リアルな図書館では返却の手間がかかりますが、Kindle Unlimitedなら貸し借りもすぐにできるので、出会う確率も上がりますね。
新しいことを始めるときに向いている
私が一番気に入っているメリット、それは新しいことを始めるときに向いている。これこそが、私がKindle Unlimitedを続ける理由です。
例えば、
- ブログを始めたいからブログの書き方の情報を調べたい
- カメラを上手に取りたいので、撮影技術を知りたい
- 自転車を新しく購入するので、どんな種類があるかを知りたい
などなど。
何かを始めたいときに、すぐにまとまった基礎情報を入手できる。わざわざ本屋に足を運ぶ間も惜しい、気持ちが前を向いているときに一歩踏み出す後押しをしてくれる。
蔵書数が極めて多いKindle Unlimitedだからこその使い方です。
そういう時にまとまって専門誌を数冊読めば年間のランニングコストくらい1週間で元が取れてしまいます。
そのあと、より複雑で深い知識、最新の知識を習得する段階になると、Kindle Unlimitedだけでは不足するかもしれませんが、基礎情報をざっくりと得たい場合には無類の強さです。
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Kindle Unlimited 3つのデメリット
もちろん、Kindle Unlimitedにもデメリットがあります。3つのデメリットに当てはまる人は注意ですね。
新刊はすぐには読めない
書籍の新刊は稼ぎ頭。あなたが出版社の担当なら、ピンでも売れる新刊を読み放題サービスに入れますか?
本屋で平積みされた新刊が読めるようになるのは半年掛かると思いましょう(それでも対象に含まれるかはAmazonと出版社のみが知る、ですが。)
新刊が欲しい場合は電子書籍として購入を検討してみましょう。
〇〇さんの本が読みたい!という指名買いには向かない
作者名や書籍名を指定して探すとKindle Unlimitedの対象外でした、ということが多々あります。
指名して探すような本=人気がある本である可能性が高いので、新刊と同じようにピンで売られていると思いましょう。
指名買いが多い人にも向きません。
1巻だけが対象で、続巻が無い(ことが多い)
全〇〇巻のコミック。1巻目はKindle Unlimitedで読み放題ですが2巻目以降は読み放題対象にならないかもしれません。
1巻目は呼び込みのために読み放題対象にされることも見られますが、全巻読み放題になっていないことも多いです。
そのため、漫画や小説等の続き物はKindle Unlimitedでは最後まで読めない可能性があります。
漫画好きは漫画専門のサービスがオススメです。
他サービスとの比較
Prime Reading(プライムリーディング)のメリットとデメリット
Prime ReadingはAmazonプライム会員なら追加料金不要でKindleの対象本が読めるサービス。
メリットは何といっても追加料金不要なところ。反面、対象冊数が少ないことがデメリットです。
Prime Reading対象本を検索してみました(2019/10/21)。
1ページ辺り16冊表示×73ページ ≒1168冊。最終ページの冊数が不明なため、正確ではありませんが、1000冊を超える程度です。
対してKindle Unlimited対象数は12万冊以上。こちらも正確な冊数は分かりませんが、対象数は圧倒的ですね。
尚、Prime reading対象の本はすべてKindle unlimited対象本になります。
サービス | Prime Reading | Kindle unlimited |
会費 |
プライム会員なら追加料金なし ※プライム会員費 月間プラン:500円(税込)、年間プラン:4,900円(税込) |
月額980円 |
対象者 | プライム会員限定 | amazon会員なら誰でも加入可能 |
タイトル数 | 約1100冊 | 12万冊以上 |
圧倒的な冊数差を考えると、Prime Readingはプライム会員のオマケ特典くらいに考えた方が良さそうですね。
オススメKindle unlimited対象本について
ラインナップは順次変わるものの、オススメ出来るKindle unlimited対象本を紹介します(2019/10/21現在)。
最新のラインナップについて、別記事で解説しています。
『夢をかなえるゾウ』水野敬也 (著)
『仕事は楽しいかね? (きこ書房)』デイル・ドーテン (著), 野津智子 (翻訳)
ベストセラーになったビジネス書から2冊。どちらもストーリー仕立てで読みやすく、奥が深い。ビジネス書というと固くて読みにくいんじゃ?みたいな人にオススメです。
どちらも、Kindle unlimitedのみならずPrime readingの対象でもあります。
『マーケットの魔術師』ジャック·D シュワッガー (著), 横山 直树 (著), 横山 直樹 (翻訳)
『賢明なる投資家 ウィザード・ブックシリーズ10』土光 篤洋(翻訳)
こちらは投資系の本。分厚くて高め、良著が多いパンローリングの本も一部Kindle unlimitedに対応しています。投資家心理を学べるマーケットの魔術師やウォーレン・バフェットの師であり「バリュー投資の父」であるベンジャミン・グレアムの本も対象です。
『マンガでわかる! 心理学超入門 [マンガ心理学シリーズ] Kindle版』ゆうきゆう(監修)
『カラー版 マンガでわかる 事業計画書のつくり方 Kindle版』渡辺政之 (監修)
初めてのジャンルの勉強をするなら、入門としてマンガ版を読んでみるのもオススメです。短時間で概要把握をしたい場合には便利です。
私の場合、マンガ版を読んでみてから気になったジャンルをどんどん深堀りする、といった使い方をしています。
子供にも大人にもオススメ「本好きの下剋上」情報
毎月のように一巻ズレでKindle Unlimited対象が変わっている「本好きの下剋上」。読み放題対象本を継続更新しています。
kindle本を読むためのデバイス
kindleを読むためのデバイスですが、様々なデバイスが対応しています。代表的な3種類のメリットデメリットを簡単に表にまとめました。
スマホ | タブレット | kindle | |
ディスプレイ | 液晶orOLED | 液晶 | 電子ペーパー |
メリット | 携帯性が良い | 大判本と相性が良い | 活字本と相性が良い、目が疲れない |
デメリット | 画面サイズが小さい、目が疲れる | 携帯性が悪い、目が疲れる | モノクロ、ページめくりが遅い |
それぞれのデバイスで得意分野が異なります。紙の本も内容に応じて文庫本から大判本、モノクロもカラーもあるように、本に合わせてデバイスを変えて読書すると最高のkindle環境を得られますね。
そんな中でも、私の場合は活字本が主になります。そのため、kindle専用端末を愛用しています。
活字本を読むならKindle Paperwhite(キンドルペーパーホワイト)がオススメ
紙に近い電子ペーパーを採用しているKindle専用端末は読みやすさ抜群!
ハイコントラストの活字本を液晶やOLEDで読み続けるのは目が疲れますよね。
電子ペーパー端末であるkindle/Kindle Paperwhite/Kindle Oasisの3種類あります。中でもオススメはやはり『Kindle Paperwhite』です。
最上位のKindle Oasis同等の解像度(300ppi)で見やすいディスプレイで手ごろな値段で購入できる『Kindle Paperwhite』がバランス良く使いやすいですよ。
まとめ
読書好きなら元が取れない人なんていないんじゃないかな?
蔵書置き場を心配することなく、読みたいだけ本が読める。月に1~2冊も読めば元が取れる金額設定なので、普段から読書をする人ならすぐに金額分の価値を得られますね。
30日間無料体験も実施中。いろんな本を読みたいけれど、これ以上蔵書を増やしたくない、そんなときは無料体験を始めて見るときっと悩みが解決しますよ!