キッチンマットが無い生活に慣れてきたので、「今度はリビングのカーペットが本当に要るの?」と疑問が出てきました。
カーペットが無くても床に座れるようにしよう
カインズホームのロングフロアクッション「フラッティ」を導入することで、カーペットを使わないシンプルで掃除しやすいリビングが出来たので紹介します。
リビングカーペットの効果
ダストポケット効果
キッチンマットの場合、その効果に油汚れを吸着する効果がありました。
リビングカーペットの場合は油汚れはそうそうありませんが、ホコリの舞い上がり防止に効果があります。
ダストポケット効果と言い、カーペットの繊維にホコリを抱き込むことでその舞い上がりを抑制する効果です。
出典:日本カーペット工業組合HP
日本カーペット工業組合のHPでは実験結果も記載されていますが、方法は理に叶った実験結果になっています。
タイルカーペット(ナイロン糸/ループパイル)、フローリング材の2種類を試料として用意し、一定量の試験用粉体を固着させて、衝撃を与えたときのホコリの飛散量を比較しているわけです。
この結果、カーペットがあるとホコリの飛散量は1/10に減少。なるほど納得ですが、ではカーペットがホコリをたくさん抱き込んだ後も同様の効果があるのでしょうか?
ホコリの抱き込み量が飽和すれば、効果は無くなるどころか、内包量が多い分飛散も増えそうです。
たとえるなら、新品のハンディモップを使えばホコリが綺麗に落ちるけど、使い古したモップを使うとホコリが残ってしまうことありませんか?
これと同じで、ダストポケット効果を発揮させるには定期的なカーペットの清掃が必要不可欠、と考えられます。
ところで、サイズの大きいリビング用カーペットの場合、どれだけの頻度で清掃をするでしょうか?
掃除機は週1回はかけるとして、クリーニングは年に1回がせいぜい。この状態でダストポケット効果は持続しているかどうか。疑問に思えてきました。
それであれば、必要十分な面積にサイズダウンすることで、ダストポケット効果は維持しつつ、清掃をしやすい環境にすることが重要と考えました。
保温、断熱効果
繊維状のカーペットがあることで、床からの冷気をシャットダウンできるのはキッチンマット同様です。リビングはその性質上、床に直接座ることもありえます。
つまり、熱伝導率が低く、座った際に適度なクッション性があることが望ましいと考えられます。
導かれた結論は清掃のし易さ&クッション性
- 清掃をしやすい環境にすること
- 熱伝導率が低く、座った際に適度なクッション性があること
我が家が求める効果からすると「カーペット」にこだわる必要性は低く、むしろ手軽に清掃ができるフロアクッションの方が用途にあってるだろう、という結論です。
清掃しやすい、に対してまず求められる機能はカバーが取り外せること(&洗濯できること)が必須条件です。クリーニングがこまめに出来ないことがカーペットを辞める目的ですので、これは外せません。
この時点でカバーの無い長座布団系は除外されます。
せっかくカバーを取り外せるならば、カバーの替えの入手が容易であることも重要な要素。洗濯すれば劣化もするので、本体よりもカバーの寿命が先に来るはず。そのため、替えが入手しやすいことも重要です。
また、フロアクッションの移動が簡単であれば、床掃除もはかどると言うもの。
求める要素二つ目の適度なクッション性も含め、ウレタン素材で適度な硬さがあるクッションであれば、掃除のときは壁に立てかけられますし、座り心地も良いです。
芯材はウレタンでクッション性でカバーの種類を多数展開していて、中長期的な入手性が見込めること。この条件に当てはまるフロアクッションが、カインズホームの「フラッティ」シリーズでした。
カインズホーム「フラッティ(flatty)」
フラッティシリーズは3サイズ展開。そのうち、ロングフロアクッションの「フラッティ」を購入しました。
名称 | フラッティミニ | フラッティ | フラッティロング |
サイズ | 45×45×8cm | 65×115×8cm | 65×175×8cm |
豊富なカバー展開
フラッティはこのうちの中核でカバーの種類も豊富。
季節によって期間限定カバーも発売されるなど、カバーの入手、交換も容易です。
我が家は「flatty フラッティ専用カバー115 バンビ」を購入しました。
キャラクターものですが、落ち着いたデザイン。
このカバーは表面はクッション地ですが、背面は滑り止め加工がされています。
表地:ポリエステル100%
裏地:ポリプロピレン(不織布)、すべり止め加工:SEBS
この加工のおかげで、座っててふいにずれてしまうことも無いので安心です。
芯材はカバーにピッタリ入るようになっていますが、カバーがL字に開口するため、カバーの付け外しは難しくありませんでした。
コダワリの厚み8cmとR形状
芯材は厚み8cmの高反発ウレタン。十分な厚みがあるため、座椅子替わりにも。
厚みがあるクッションだと、歩いているときに足を引っ掛ける可能性も。そのリスクを低減するRになっている隅形状もコダワリを感じます。
座り心地ももちろんですが、115cmあるのでゴロゴロしたり、二人で座ったりとアレンジが効くのも良いですね。
軽くて掃除も手軽
カバー込みで実測1.7kgと軽量のフラッティ。クッションを使わないときや掃除のときなど、手軽に壁に立てかけることができます。
高反発ウレタンの芯材なので立てかけても形が崩れることはありません。カーペットに比べて掃除が格段に楽になりました。
まとめ
キッチンマット同様、あるのが当たり前と思って導入していたカーペットですが、ロングフロアクッションの置き換えることで清潔さの維持と、リビングの快適性があがりました。
カーペットではなくロングフロアクッション。そんなリビングも良いかもしれませんよ。
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