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【クリスタ】スマホの次はiPad miniかiPad無印か。どちらがオススメ?

iPad vs iPad mini6比較2021 アイキャッチ画像 お絵描き

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スマホより大きな画面でお絵描きがしたい。
あまりお金を掛けたくないのでiPad(無印)かiPad miniで悩んでいる…
クリスタやるにはどっちがオススメ?

スマホ(iPhone)でお絵描きしているけど、大きい画面を導入したい。そんな時に手頃な値段で導入できるiPad(無印)かiPad miniで悩まれる方も多いです。

manya@homeでも同じように悩んで、iPad mini(第5世代)を導入しました。

そこでこの記事では、iPhoneから初めてiPadへの乗り換えを考えているような初心者向けに、お絵描き向けの視点からiPad(無印)とiPad miniの選び方を解説します。

この記事を読めば、iPad(無印)、iPad miniのどちらが自分に適しているかが分かります。

iPad(無印・第9世代)とiPad mini6(第6世代)が発売されました!そのため、本記事内容をiPad(無印・第9世代)とiPad mini6(第6世代)に更新しました(更新日:2021/09/25)。
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スマホからのステップアップにオススメ!iPad(無印)&iPad miniの選び方

ipad mini クリスタ

お絵描き用にできればパソコンやiPad Proを導入したい、でも趣味で描いてるからそこまで本格的な機材を導入するのは気が引ける・・・そんなときに気になる機種がリーズナブルなiPad(無印)とiPad miniです。

どちらもステップアップにオススメですが、それぞれのメリットデメリットを考えると結論はこうです。

本記事の内容

  • iPad mini6がお絵描きタブレットとしてオススメ!New!
  • 値段優先ならiPad(無印・第9世代)も十分なスペック&大画面!

手ごろな価格で大画面のiPad(無印 9世代)も先代モデルから順当な進化で悪く無い選択肢ですが、iPad mini6の進化具合を考えると、2021年世代で比較するなら、金額的にはちょっと背伸びしてでもお絵描き用にはPad mini6をオススメします。

それぐらい、今回のバージョンアップでは金額と性能に差が付きました

先代までは画面サイズの大きさの優位性からiPad(無印)を押していましたが(もちろんこの差は健在)、CPUの世代差に加えてApple Pencilの世代差、コネクタの差とペンタブ替わりの使い勝手としても、長く使える安定感として、iPad mini6のスペックアップが突出しています。

とはいえ、iPad(無印)も順当な進化をしているので、十分お絵描きタブレットとして使えるスペック。初期コストを抑えてお絵描きを始めるならiPad(無印)はオススメなタブレットですよ。

2021年モデルは値段(スペック)ですみ分け。

iPad(無印)とiPad mini の違い(お絵描き視点)

iPad(無印)とiPad miniの機能一覧から、お絵描き向けとしてのポイントをピックアップしました。

iPad(無印・第9世代)とiPad mini 6 性能比較(お絵描き機能抜粋)

  iPad(第9世代) iPad mini 6(第6世代)
 
画面サイズ 10.2インチ 8.3インチ
CPU(SoC) A13 Bionic A15 Bionic
メモリ 3GB 4GB
価格 32GB –
64GB 39,800円(税込)
128GB –
256GB 57,800円(税込)
32GB –
64GB 59,800円(税込)
128GB –
256GB 77,800円(税込)
Apple Pencil 第一世代に対応 第二世代に対応
ディスプレイ Retinaディスプレイ
2,160×1,620ピクセル


True Toneディスプレイ
Retinaディスプレイ
2,266 x 1,488ピクセル
フルラミネーションディスプレイ
広色域ディスプレイ(P3)
True Toneディスプレイ
バッテリー Wi-Fiでのインターネット利用、ビデオ再生:最大10時間
コネクタ Lightning USB-C

基本性能に大きく差がついた。値段と画面の大きさ以外はiPad miniの圧勝に。

以前は性能面、価格面でも良いライバルだったiPad(無印)とiPad miniでしたが、2021年は大きく差が付きました。

そのため、お絵描き用の性能優先であればiPad mini6を選びましょう。最新のiPad Air(A14 Bionic)よりもスペック高いですよ。

価格面はiPad(無印)の導入コストが優秀!

値段重視ならiPad(無印)!先代とお値段ほぼ据え置きでスペックアップ!!

単純な価格で言うと、iPad(無印)を使った構成の方が24,000円安く入手できます。

iPad(無印)とiPad mini 最安構成価格比較

  iPad(第9世代) iPad mini6(第6世代)
iPad 64GB 39,800円(税込) 64GB 59,800円(税込)
Apple Pencil 11,880円(税込・第一世代) 15,950円(税込・第二世代)
フィルム 約2,000円 約2,000円

意外と高いApplePencil含めて5万円台で揃ってしまうコスパはiPad(無印)ならでは。とにかく安く、大きな画面でクリスタを使いたいならiPad(無印)がオススメ。

しかもiPad(無印)は先代の第8世代はCPUが1世代前のA12、容量32GBで38,280円(税込)。iPad(無印)はお値段ほぼ据え置きでCPU&容量アップの大きな進歩です。

iPad mini6は先代より約9,000円高くなったこと、Apple Pencilが第二世代になり約4,000円高くなりました。性能アップの分致し方ないところもありますが、イニシャルコストは大幅アップで8万円近くになるので、値段面ではライバルと言えないくらいの差になってしまいましたね。

64GBだと容量不足が気になる、そんな場合はまずはCLIP STUDIOのクラウドサービス10GBを使いましょう。それでも足りない場合はiCloudの追加ストレージもありますよ。

画面サイズは大きさ優先?モバイル優先?

ここが決め手!ライフスタイルに合わせた画面サイズを選ぼう!

iPadを持ち歩いて使うかどうか。これによってiPad(無印)とiPad miniどちらを選ぶか決めてしまっても良いです。

  • 出先ではスマホで描くから大きい画面が欲しい⇒iPad(無印)
  • お絵描きマシンをiPadに統一したい⇒iPad mini

結論として持ち歩かないならiPad(無印)の方が良いでしょう。画面が大きいと描きやすいです。持ち歩きを考えているならiPad miniの方が良いですけどね。

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iPad Proやパソコンの導入も考えている場合、導入後はiPad(無印)の使い道はあまり無くなってしまいます。iPad miniなら機動力を生かして両方使っていけますよ。

ディスプレイの機能面はiPad mini。画面の視差が少ない。

ディスプレイの性能はiPad miniが高いです。

絵を描く上で特に気になるポイントはiPad miniはフルラミネーションディスプレイである点。

ipad画面比較

フルラミネーションディスプレイと普通のディスプレイの比較

画面を斜めから覗くと、iPad miniは黒いフチの部分の厚みが薄いです。液晶ディスプレイと表面のカバーガラスが密着(積層)しているため(≒フルラミネート)です。

フルラミ説明資料

画面との隙間が狭くなるので、表面のタッチポイントと液晶ディスプレイの表示ポイントが近くなるため、ペンと画像の位置のズレが小さくなります(画面の視差が小さくなる)。

じゃあiPad(無印)だとズレが大きくて絵が描けないか?というとそんなことも無いです。Wacomの液タブもフルラミネーションディスプレイは上位モデルのProのみ

cintiq 22hd

manya@homeでメインで使ってるcintiq 22hdもフルラミではありません。

フルラミじゃなくても慣れればこんなもんか~、で描けるようになります

フルラミネーションディスプレイであるかどうかは絶対条件ではありませんが、できればフルラミだと嬉しい、くらいで考えていても良いと思います。

どうしても視差が気になるのであれば店頭で試してみて下さいね。

広色域ディスプレイ(P3)、True Toneは一長一短

その他のiPad miniの機能として、”広色域ディスプレイ(P3)”があります。これらの機能は、ことお絵描き向けとしては一長一短なので、この機能の有り無しはお絵描き機材を選ぶ基準にする必要はありません。

広色域ディスプレイ(P3)はsRGBよりも広い色域を表示できる機能。より鮮やかな色を表現できますが、見る側が広色域ディスプレイ(P3)で無いと再現しきれません。Apple製品ですら一部しか採用されていないです。

ウェブの場合、色再現性は妥協する必要がありますからね・・・

True Toneは周辺環境色に合わせて色味を自動補正してくれる機能。白熱電球の下でも蛍光灯の下でも同じ色になるようにディスプレイの色味が自動調整されます。

True Toneは見る側からすると便利ですが、絵描きにとってはむしろ邪魔。色が狙った色にならない可能性がありますので、お絵描き、クリスタ目的なら取り立てて欲しい機能ではありません、というか色塗りするときにはむしろ邪魔です。

True ToneはiPadの設定からOFFにすることが出来ます(デフォルトはON)。

iPad(無印・第9世代)良いところ微妙なところリスト

  • 持ち運びに向いていない
  • フルラミネーションディスプレイでは無い(視差が大きい)
  • 安い(Apple Pencil込みで5万円台!)
  • 画面サイズが大きい

サイズは大きいので、お絵描きをスマホから完全に乗り換えてiPad一本に絞るつもり&出先でもお絵描きをしたい、そういう人にはあまりオススメできません。

ですが、持ち歩きを考えない、できる限り安く環境を揃えたい、そういう方ならベストな選択肢のiPad(無印・第9世代)です。

とにかく安く、お絵描き環境のアップグレードをしたいならiPad(無印)。5万円台で必要十分な性能です。

iPhone11やiPhone SE(第二世代)と同じA13 Bionicにアップグレードされ、容量も64GB~と死角なし。

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iPad mini6 良いところ微妙なところリスト

  • B5よりも小さい画面サイズ(それでも先代より大きくなった8.3インチ)
  • 先代よりも価格がアップ。Apple Pencil込みだと7万円台
  • ハンドバックにも入るサイズで持ち運びやすい
  • フルラミネーションディスプレイで視差が小さい

先代よりも高くなり、対応のApple Pencilも第二世代になったため、お絵描きタブレットとしては7万円台後半の出費が最低ラインになってしまったiPad mini6。価格重視の方だとオススメできなくなりました。

ですが、それを補って余りある完全刷新とも言えるアップグレード。先代よりも画面も大きく、CPUもiPhone13と同世代までジャンプアップ。Apple Pencilは第二世代に、USB-C端子まで。性能面で大幅アップグレードで、これ一台でメインタブレットにできるくらいのスペックに仕上がってきました。

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どちらがオススメを教えて、と言われたらiPad(無印)iPad mini6をオススメします

2021年モデルでスペックがジャンプアップしたiPad mini6をオススメします!

導入コストは上がりますが、スペックがジャンプアップしたiPad mini6。iPad(無印)に比べると画面サイズが小さいですが、iPad mini5でお絵描きしているmanya嫁からすれば許容範囲内。

その上、iPad mini5→6で0.4インチの画面サイズアップでパレット分くらいの幅が広がったのがデかい(※横置き基準)!

モバイル性とのトレードオフということで受け入れられる方であれば、2~3年単位で使うなら最新世代プロセッサ搭載のiPad mini6は心強く、導入コストはすこし背伸びしてもiPad mini6をオススメします。

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