staub(ストウブ)の鍋、というと鋳物ホーロー鍋の特徴を活かした無水調理が有名です。
素材の水分を逃さずに煮込み料理を作れるので、素材の旨味、栄養価を漏らさない美味しい料理になります。
もちろん、これもstaubの良いところですが、オススメのstaubの使い方は別にあります。
staubといえば炊飯用の「ラ・ココットde GOHAN」がオススメ!
staubの「ラ・ココットde GOHAN」とガスコンロの炊飯機能なら、手軽に美味しいご飯になるので紹介します。
staub(ストウブ)って?
staub社はフランスの鋳物ホーロー鍋のブランドとして有名です。
鋳鉄にエマイユ(ホーロー)加工した鍋であり、次のような特徴があります。
鋳物ホーロー鍋のメリット
- 熱伝導率が高く、熱の伝わり方にムラが少ない
- 素材が厚く、熱が逃げにくい
- 蓄熱性の高さから弱火で調理ができ経済的
- 自身のフタの重さで密閉性が高く、素材の水分&旨味を逃がさない = 無水料理ができる
- 上手に使えば一生モノ
鋳物ホーロー鍋のデメリット
- 重い
- 熱衝撃に弱い
- 落下に弱い
- イニシャルコストが高い
これら一般的な鋳物ホーロー鍋の特徴に加え、
staubならでは特徴として、以下が挙げられます。
staub(ストウブ)ならではの特徴
- アロマレイン・・・食材から気化した水分が蓋の裏の突起(ピコ、システラ)によって水滴に戻り食材に降り注ぐ対流現象
- 黒マットエマイユ加工・・・鍋の内側表面に凹凸のある処理で、油馴染みが良く、焦げ付きにくい
鍋蓋の内面写真となるが、レ点のような突起加工がシステラ。
このシステラを伝って気化した水分&旨味が水滴に変わり、食材に戻っていきます。
鍋の内側のエマイユ加工は凹凸のある仕上がり。
油なじみが良くなり、焦げ付きにくくなります。
staub公式ショップならではの特典
staubは正規代理店で購入すると、生涯保証が付きます!
大切に使いたい鍋ですので、保証があると安心ですね。
ラ・ココットde GOHANの注目ポイント
フランスのstaubですが、この製品は特異な名前がついていますね。
そう、「de GOHAN」です。GOHAN。
ラ・ココット de GOHANは1合炊き(Sサイズ)、2合炊き(Mサイズ)の2サイズ展開。
容量:Sサイズ:0.77L / Mサイズ:1.8L
我が家で使用中のMサイズのグレナディンレッド。
一般的なstaubの鍋であるピコ・ココット ラウンド(orオーバル)に対して、丸みのある鍋底形状がポイントです。
写真で見比べます。
この鍋底形状が羽釜の底のような役割となり、炊飯時の対流を促します。
炊飯時にムラ無く熱を伝え、お米を一気に炊き上げることができます。
ガスコンロの機能「炊飯機能」
どんなに美味しくても、手間がかかると電子炊飯器に戻っちゃうのでは・・・という心配もありましたが、
最近のキッチン(?)には便利なモードがあります。
我が家キッチンは三口コンロのガスキッチン(NORITZ製)。
中央のコンロに炊飯機能があります。
staubの鍋を購入するまではまったく気にしたことがありませんでしたが、使ってみると非常に便利。
この機能を使うと、火加減の調整から蒸らし時間終了のお知らせタイマーまで、自動で制御してくれます。
米を研ぎ、給水させた後はガスコンロにお任せ。
火に掛けたら本当に待つだけなので、
電子炊飯器と変わらない簡単さで美味しいご飯の出来上がります。
出来上がったご飯の色つやが良く、お米がふっくら炊けています。
staub「ラ・ココット de GOHAN」×ガスコンロ「炊飯機能」
普段から電子炊飯器に慣れていると、鍋での炊飯は手間がかかりそう、という印象でした。
ですが、ガスコンロの「炊飯機能」があれば、手間なく美味しいごはんが炊けます。
ガスコンロの「炊飯機能」のデメリットといえば、保温が出来ないこと。
そこで保温性能の高いstaubを使うことでそのデメリットを補います。
組み合わせることで互いの利点を生かした美味しいご飯を頂くことができるようになりました。
※基本は食べる分を炊飯することですが、それでも残ったご飯は冷凍庫保管をすると後でも美味しく頂けます。
まとめ
導入してから半年ほど過ぎました。
もう電子炊飯器に戻れません。
味良し。
手軽さも変わらず。
火加減も自動調整で失敗しらず。
コンロを見返してみて、炊飯機能はありませんか?
驚くほど簡単に、ご飯が美味しく炊くことができるかもしれませんよ。
美味しいご飯を炊くにはご飯の保存方法も大事です。