パントリー収納はその収納力の高さからついついモノを買い込み&詰め込んでしまいませんか?
収納ケースを使っても入りきらずに床置きされていたり、はみ出ていたり。収納ケースが統一されていないためバラバラな印象だったり。
我が家の収納も見直すと改善ポイントがたくさんみつかりました。
今回は、パントリー収納の改善に向けた内容を紹介します。
まずは問題点の洗い出しから
改善する前の状態の棚全体像はこちら。
これだとわかりにくいので上下に2分割して、写真を取ったものを載せます。
改善前状態(2018/09/23) 左写真:上半分、右写真:下半分(上から4段目がどちらにも写っています)
パントリー収納寸法(内寸)
幅775mm×奥行275mm×高さ2080mm
棚で7分割されている
100均ケースをつかって分別しているものの、見直すとあちこち気になるところが出てきます。
ここから、問題点を整理すると次の5点が見つかりました。
- 詰め込みすぎている(4段目料理本など)
- 床に直置きの商品がある(7段目ビンなど)
- ケースからはみ出している(4段目クッキングシート、ミトン、6段目缶詰)
- 同じ種類のものが複数個所に置かれている(6段目、7段目ビンなど)
- 色が雑な印象(1、3段目のピンクのケース、7段目のイエローの足台)
赤字が特に気になったところです。
一番気になるのは床への直置き。
見た目も悪くせっかくの収納も台無しですので、直置きはゼロを目指します。
次にケースからはみ出しているものがあること。
入れるものにマッチしたケースの組み合わせを選べばこういうことはなくなるハズ。
これも0を目指しましょう。
同じ種類のものが何カ所にも置かれているのは、収納が行き届いていないことの現れです。
収納する対象のサイズと量の分析が不十分なことが原因です。
改善前の問題点を洗い出せたので、それぞれに対して改善を行っていきます。
パントリー収納改善計画第一弾
最初にやること。それはパントリーのモノを全部出すこと。
入っていたモノ、すべて出しました。
中途半端に見直すより、一度ゼロから考えることで、新しい収納のアイデアが生まれたりします。
詰め込み過ぎている⇒モノを減らす
次に重要なことはモノを減らすことですね。
これは使う、必要だ、と思い込むと捨てにくいので、今使うか、少なくとも1か月以内に使うのかと期限を区切ると良いと思います。
減らせるものを探す。
- 賞味期限切れ
- 好みに合わず食べないもの
- 使用頻度の低い料理本 などなど。
賞味期限切れは言わずもがな、
貰ったはいいけど、家族のだれも食べないもの・・・なんてものもありませんか?
残しておいても結局賞味期限が切れてしまうので、欲しい人にあげるのも手段です。
料理本もついつい増やしてしまいますが、何だかんだと参考にするのはいつも使っている本であったり。
捨てるのはちょっと、という場合は、押し入れ等目立たないところに移動してもいいですね。
季節もの(季節イベント関連)も減らせるもの。時期毎にケースを分けておいて、そっくり入れ替えて使う方法も便利でしょう。
床に直置きしない。無印良品「やわらかポリエチレンケース」できれいに収納。
床に置かれているものは、落とすと壊れるものや重いもの。液モノが多いです。
使用中は冷蔵庫orキッチン引き戸内に置かれているため、床置きのものは未開封品です。
すぐに使わず、重たいものをメインなので、下段に置くものとしては適正です。
低い位置にあるため、ほこり対策もしっかりしたいもの。
フタもできる無印良品「やわらかポリエチレンケース」を導入しました。
サイズが豊富なので、稼働棚との相性もばっちりでした。
入れるものからケースのサイズを考える
料理に使われるカレールーやcookDo等の箱もの、袋もののサイズを測りました。
横幅 | 商品名、シリーズ名 |
---|---|
100mm |
・カレールー(箱)・シチュールー(箱) |
120mm |
・カレールー(袋)・ふりかけ(袋タイプ)・CookDo(箱) |
130mm |
・フルーチェ(箱)・CookDo(箱) |
140mm |
・うちのごはん(袋)・チャーハンのもと(袋)・モランボン 大皿おかず(袋) |
おおむね140mmであり、中でも箱ものは130mm以内です。
そのため、内寸の横幅130~140mmのケースが使い易いサイズになります。
このサイズは100均にも各種そろっており、無印良品「やわらかポリエチレンケース」のハーフシリーズも底辺の内寸でみると丁度良いサイズです。
100均ケースに上の写真の食材を入れてみました。
ダイソーの取っ手付きの「すっきり収納」や、セリアの「ウィンディ」シリーズにも内寸横幅130mmに対応しているタイプがあります。
箱もの、袋ものの使用頻度によって、この横幅のケース使用数を調整すると良いですね。
カレールーをたくさん使い分ける方には、幅100mmを別途用意するのも良さそうです。
パントリー収納改善計画第一弾結果発表
以上の改善計画をもとに、パントリーの中身を床に並べて整理しました。
ケースごと床に並べる方法は次のメリットがありました。
- どこに何が入っているか一望できる
- 重複が見つけやすい
- ケースごとの位置入れ替えがカンタン
おかげで、効率よく中身の整理ができました。
整理後、棚に戻したところはこちら。
上下に分割も同じように載せます。
見た目もごちゃつき感や色のちぐはぐさがだいぶ抑えられました。
改善効果を6点まとめました。
- 詰め込み過ぎが改善(4段目料理本)
- 床への直置きが無く、2段式にしたことで7段目を立体的に使えている
- 入れるものに合わせてケースを入れ替えたので、はみ出しが無い。
- 種類毎に再分別されたので探しやすくなった
- 白基調に統一され見た目もだいぶすっきりした
- ピンクケースを1つのみに削減し、差し色効果を狙った
そのため、使いやすさを優先し、なおかつ差し色としてワンポイントにしました。
ここまでが、第一弾のパントリー収納改善結果となります。
この状態で使ってみて、次の問題点がまとまったら、第二弾を実施したいと思います。